【ロンドン時事】英中部リーズ近郊で16日に起きた女性下院議員殺害事件は一夜明けた17日も、重い衝撃が国境を越えて広がった。英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票を1週間後に控え、殺害されたジョー・コックス議員(41)が残留を訴えていたことから「残留派への同情が強まる」と欧米や日本の金融市場が大きく動いた。ただ、間もなく「情勢を見極めたい」と沈静化。事件の全体像は分からず、不透明感が漂う。
ロイター通信は17日、コックス議員が生前「悪意のこもった言い掛かり」を警察に相談、3月の捜査で男1人が逮捕されていたと報じた。ただ、今回の事件で逮捕された容疑者(52)とは別人で「警察の警告に素直に従った」と伝えている。
引用:残留派に同情強まる?=事件前嫌がらせか、漂う不透明感-女性議員殺害・英国民投票:時事ドットコム
0 件のコメント:
コメントを投稿