大阪市東住吉区で平成7年、小学6年の女児=当時(11)=が焼死した火災で、殺人などの罪で無期懲役刑を受けた後、再審無罪が確定した母親の青木恵子さん(52)の弁護団は10日、女児が火災で死亡したのはガレージに止めた車からガソリンが漏れたことが原因だとして、車のメーカーに損害賠償を求める方針を明らかにした。
10日の再審判決は火災の原因について、漏れたガソリンが風呂釜の種火に引火した自然発火の可能性があると指摘。同じタイプの車から相当量のガソリンが漏れたとする弁護団の実験などを、その根拠とした。
弁護団は「メーカーは責任を免れない。同タイプの車が今も走っていて、社会的にも問題提起が必要だ」として訴訟を起こすことを検討。さらに、国土交通省にリコールを請求することも考えているという。
引用:【東住吉再審無罪】娘の死の責任、車メーカーに 青木さんが賠償請求へ - 産経WEST
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